みとまるスカヤのモスクワ記録

2018.01-モスクワでの日々の生活,建築,音楽,旅行などの記録.パソコンの調子が悪く携帯からのupdateなので只今記載に時差が生じています.

Azerbaijan 2日目 -旧市街-

Здравствуйте!

 

バクーは「風の吹く街」という意味(ペルシャ語)があるようなのですが,吹くなんていうものではなく,強風です.体感気温は気温に比べて相当寒いと思います.モスクワではすぐショッピングセンターに避難しますが,ここでは『観光』しますから,冷えます.午後から雨が降るかもしれないので,屋外の観光スポットから行くことにしました.バス停の自動販売機でバスの券を購入できなかったこともあり,歩いて移動です.バスの券(Bakiカード)がないと乗車できないバスがあり,それに乗車予定でした.

まず向かったのは旧市街地のシルヴァン・シャフ・ハーン宮殿です.シェマハ門という,12世紀ころにはここを通らずには商人は東西の通行ができなかったという重要な門から入りました.

 

しばらく歩くと,宮殿の入り口が見え,階段を数段上ると宮殿の中庭があります.

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霊廟.

イスラム教徒がアゼルバイジャンの95%ほど占めているということもあり,そのことを彷彿させるようなアラベスク模様が彫り込まれています.

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ハマム跡.かつてはこちらにハマムもあったようです.

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乙女の望楼.望楼の上部は12世紀に,下部はそれ以前に作られたとのこと.ここではアゼルバイジャン通貨が足りなくて,中は見学しませんでした.様子を見ながら,少しずつ両替していたのです.

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ちょうどお昼くらいになったので,昼食を食べにいきました.調べていた『Firuze Restaurant』というレストランがここから比較的近かったので,そこに向かいました.

きのこのスープ.

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濃厚できのこが何種類か入っています.後ろに見えているパンも提供されました.このパンももちもちで,モスクワで日常食べているパンよりも格段に美味しいです. お茶も頼みましたが,たっぷり入っています.

 

海老入りシーザーサラダ.

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あまりシーザーサラダは普段食べないのですが,これは美味しかったです.口当たりは濃厚だけれど後味はさっぱりです.乳製品も美味しい地域なのかもしれません.

 

ちょっと食べかけてしまいましたが,プロフ(ごはん)とドルマ.

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プロフは上にトマト,卵,羊肉がのっており,ドルマは羊肉がブドウの葉にくるまれている料理です.どちらも熱々の状態で出てきますが,ドルマは味が濃かったのと始めにパンを美味しすぎてムシャムシャ食べていてお腹がふくれてきて全部食べきれませんでした.

 

味は全体的に少し塩辛いものの美味しかったですが,写真だけのメニューの用意があり感覚的に注文できるように用意されていたり,少し値段が高めだったり観光客向けと感じました.

とはいえ,食事自体はモスクワと比べると安価で,日本と比べても安価です.昼食はお腹いっぱい食べて2人で45AZN(約2800円)でした.私はアゼルバイジャン料理は好きです.

 

食事を終えて元気になったところで,カスピ海沿いを歩いて絨毯博物館を目指します.これが世界で一番大きな湖!と思いましたが,海と言われれば信じること間違いないです.

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ここからはバクーのシンボルであるフレイムタワー(2012年竣工,設計:HOK)も見えます.すっかり街のシンボルになっているようですが,旧市街に行った後だと,建設に向けていろいろ協議があったりするのか,と思ってしまいます.日本では歴史的な地区に大型建築を建てる際はなにかと手続きが大変だったりするので..

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