みとまるスカヤのモスクワ記録

2018.01-モスクワでの日々の生活,建築,音楽,旅行などの記録.パソコンの調子が悪く携帯からのupdateなので只今記載に時差が生じています.

牛の舌

Здравствуйте!

 

夜中に牛の舌,いわゆる牛タンなのですが,解体をしました.

モスクワでは,うさぎ肉(ハッキリ見ていないから違う動物かもしれません)の足首から先に毛の付いた状態で売られていたり,何の動物か分かりませんが皮が着いたまま売られていることが良くあるように思います.

牛タンもしかり,牛の舌一本として売られています.ちょっと大きいかな,と思ってスーパーの,顔なじみになってしまった店員さんに700gください,と試しに言ってみたら,個数売りだそうで…もちろん舌は未加工で皮が付いた状態です.牛の舌の皮なんて,初めて見ました.食べるためにはこれを剥がさないといけないのです.そこで,ネットで剥がす方法を調べ,いざ実行.したのは,夫ですが.

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これは,まな板の上でこれから上皮を包丁で剥がそうというところ.素人が普通の料理包丁を使っているので,事前にチェックしたYouTubeのようにはツルッと剥がれず,皮を削ぎ落とすような事態になりました.(牛の)舌の皮を削いでいると思うとなかなか怖い作業です.始めは夫に任せて応援(傍観)していましたが,かなり大変そうで怖いとも言っていられない状況で,途中から参戦して,二人掛かりで削ぎ落とす始末.気分は閻魔さま…

最終的に包丁だと歯が立たず,調理バサミと併用しました.なんとか剥がした感じだったので,可食部がだいぶ少なくなってしまいました.それでも皮についた肉が,もったいないと,最後までハサミで切り,意に反してユッケのような切れ端もたくさん生成してしまいました.

最後はハサミも切れなくなってきて手も痛くなって,思った以上に大掛かりな作業でした.

 

後日,ロシアに長く住んでいる方に確認してみると,ロシアはゆでて剥がして調理するらしいです.ゆでたら剥がしやすいのかな...