みとまるスカヤのモスクワ記録

2018.01-モスクワでの日々の生活,建築,音楽,旅行などの記録.パソコンの調子が悪く携帯からのupdateなので只今記載に時差が生じています.

トレチャコフ美術館

Здравствуйте!

 

今日は『祖国防衛の日』でロシアは祝日です.

本当は遠出をしようとも思ったのですが,今週は寒い日が続くらしく,だいたい-15〜-20℃くらいらしいのですが,さすがに外を歩いて観光する気にもなれず,美術館に行くことにしました.

 

向かった先はトレチャコフ美術館新館.実際,こんなに晴れているのに寒いです.

本館と新館は結構離れているようですが,新館に行くことにしたのは,レム・コールハースが新館をリノベーションするとか…最近のArchDailyに載っていましたが,そんな話題もあり決定しました.

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建物が長いです.

 

入口はこちら.

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天井のルーバーが効果的です.

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屋内の天井も意匠的に設えてあります. 

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中央に大きな吹き抜けがあり,コの字型に展示室があります. 

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サイン計画も意匠的に. 

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モニュメントらしきものタトリンの第三インターナショナル記念塔が吹き抜けにあります.

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(追記20181217 こうやって実際に見ると恥ずかしながら気づかなかったです.これ,建築の教科書に載っているくらい代表的な作品ですね.言われてみると...あれだ!という教科書の図案が脳裏に浮かびます.ロシア・アヴァンギャルドの代表的な作家です.いけぬしさまご指摘ありがとう.)

 

展示室への入口. 

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展示室はトップライトがあり,ここで昼間は光を主に取り入れているようです.天井が高いので気になる光ではありませんが,額がガラスで覆われていたりすると作品が見えにくいかな.

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プロコフィエフ .1934年の作品だそうです.

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14時から見始めて,いくつか非公開エリアもあったのに見終わったら18時でした.

美術館自体は近代のロシアの作品が多く展示されていて,盛りだくさんですが,ここだけでかなり疲れます.もちろん充実感はありますが.早めに行動をおこしたほうが良いでしょう.

そして日が暮れた帰りは昼間より寒かったです.