トレチャコフ美術館
Здравствуйте!
今日は『祖国防衛の日』でロシアは祝日です.
本当は遠出をしようとも思ったのですが,今週は寒い日が続くらしく,だいたい-15〜-20℃くらいらしいのですが,さすがに外を歩いて観光する気にもなれず,美術館に行くことにしました.
向かった先はトレチャコフ美術館新館.実際,こんなに晴れているのに寒いです.
本館と新館は結構離れているようですが,新館に行くことにしたのは,レム・コールハースが新館をリノベーションするとか…最近のArchDailyに載っていましたが,そんな話題もあり決定しました.
建物が長いです.
入口はこちら.
天井のルーバーが効果的です.
屋内の天井も意匠的に設えてあります.
中央に大きな吹き抜けがあり,コの字型に展示室があります.
サイン計画も意匠的に.
モニュメントらしきものタトリンの第三インターナショナル記念塔が吹き抜けにあります.
(追記20181217 こうやって実際に見ると恥ずかしながら気づかなかったです.これ,建築の教科書に載っているくらい代表的な作品ですね.言われてみると...あれだ!という教科書の図案が脳裏に浮かびます.ロシア・アヴァンギャルドの代表的な作家です.いけぬしさまご指摘ありがとう.)
展示室への入口.
展示室はトップライトがあり,ここで昼間は光を主に取り入れているようです.天井が高いので気になる光ではありませんが,額がガラスで覆われていたりすると作品が見えにくいかな.
プロコフィエフ .1934年の作品だそうです.
14時から見始めて,いくつか非公開エリアもあったのに見終わったら18時でした.
美術館自体は近代のロシアの作品が多く展示されていて,盛りだくさんですが,ここだけでかなり疲れます.もちろん充実感はありますが.早めに行動をおこしたほうが良いでしょう.
そして日が暮れた帰りは昼間より寒かったです.