みとまるスカヤのモスクワ記録

2018.01-モスクワでの日々の生活,建築,音楽,旅行などの記録.パソコンの調子が悪く携帯からのupdateなので只今記載に時差が生じています.

ロシア料理 -кафе Пушилин-

Здравствуйте!

 

日頃,お世話になっている方と久々にランチに行きました.ガイドブックなどにも載っているкафе пушикинです.

f:id:mit0maru:20180929211403j:image

 

窓側を予約していただいていたようなのですが,通されたのは柱の奥の暗い席でした.これはこれで雰囲気はあります.

 

13:00頃であまり混んでいませんでした.座った席から人のいない大人数のテーブルを見ると,こんな感じです.

f:id:mit0maru:20180930132544j:image 

テーブルセッティングも素敵!

 

内装は豪華です.

f:id:mit0maru:20180930132548j:image

 

平日12:00-16:00はビジネスランチをやっているようで,こちらのメニューから選びます.せっかくなので1260рубの3品コースにしました.

f:id:mit0maru:20180930132741j:image

 

次のページをめくると,お話が書かれており,メニューの冊子も素敵です.紙質も良いです.

f:id:mit0maru:20180930132724j:image

 

サラダとパン.あまり黒パンは好きではないのですが,この黒パンは美味しかったです.

f:id:mit0maru:20180930132747j:image

 

シシーというスープとスメタナ(サワークリーム).

f:id:mit0maru:20180930132810j:image

この暗がりの中ではボルシチのようにも見えますが,味は違いました.

 

ビーフストロガノフ. 

f:id:mit0maru:20180930132817j:image

でも,これ,ビーフストロガノフ ではないような..黒いのはペリメニのように思うし,ホタテの上の上に乗っていたら,この料理はこれで,豪華!と思ったかもしれませんが,マッシュポテトの上に乗っていました.一応お店の方にも確認したのですが,これがビーフストロガノフだそうで..一緒に行った方は,以前も同じ物を頼んだけれど,これではなかったと言っていました.

 

これに紅茶を頼みました.

 

トイレの大便器も素敵です.上部にあるタンクも類似のブルーの装飾がある陶器製,便座とフタは木製です.

f:id:mit0maru:20180930132607j:image

 

初めて行きましたが,いかにもロシアっぽいカフェで,特に観光などでモスクワを訪れた際には来ると良い思い出になるかと思います.予約は無くても入れそうです.この日は,日本人含め,東洋人も多く見ました.

Лебединое озеро -白鳥の湖-

Здравствуйте!

 

冬にはチケットを取りそこない行けなかったのですが,今日,念願の白鳥の湖を見てきました.

f:id:mit0maru:20180928005831j:image

どんどん日没は早まっており,18時半にはБольшой театрに着きましたが,ライトアップされていました.

 

今日は夫は仕事で抜けられず,1人で劇場へ.上階なので,入口は建物側面からでした.チケットにどこから入るか明記されています.

f:id:mit0maru:20180928010006j:image

 

いつもネットで購入して,入口でメールで送られてきた情報を見せるため,紙のチケットは受け取っていないのですが,今日は事前に引き換えて,実券を携えていきました.(そのような指示がありました.)

f:id:mit0maru:20181003170004j:image

裏には名前(名字)とパスポート番号が書いてあり,譲渡できないようになっています.入口ではパスポートも提示を求められます.

 

だいぶ上の席です.

f:id:mit0maru:20180928010159j:image

さらにこのフロアの2列目なので,座るとオケピットは全て隠れます(撮影時は最前列に移動)が,舞台は見えます.前の席の人が乗り出したり,大きい人じゃなければ..

 

横はこんな感じ.

f:id:mit0maru:20180928010248j:image

 

特に,2幕のオデット姫と王子の踊りを楽しみにしていました.

ハープのcadenzaから始まって,ヴァイオリンのsolo,チェロへ,と曲が移り変わる中で,ゆったりとした踊り.白鳥の湖の曲の中でも何度聴いても一番好きな箇所です.ハープがとても雰囲気を出しています.もちろん曲に合わせた踊りも,美しい!ダンサーたちの動きある余韻が美しさを際立たせるように思います.

湖のシーンの青みがかったか照明も舞台に引き込まれ,素敵です.

 

また,白鳥オデットと黒鳥オディールが同一ダンサーである,演じ分けも楽しみにしていました.雰囲気が異なるため,同じダンサーのようには思えないですが,どちらも素晴らしいです.

 

カーテンコールのアンコール⁈

f:id:mit0maru:20180928004748j:image

 

チャイコフスキーの出身国である本場のロシアで見ることが出来て,大満足です.

 

何度も気軽に来れるような金額ではないので,せっかくなのでトイレも記念撮影.モスクワのトイレは四角い便座の便器が多いように思います.

f:id:mit0maru:20180928010318j:image

19:00開演でカーテンコールも含めて21:30ころまでかかりました.

ちなみに,多少遅くなってしまっても,私たちが住んでいるあたりの市内中心部はそこまで危険ではありません.

【番外編】エクアドルチョコレート

Здравствуйте!

 

ロシアの話ではないのですが..番外編で,エクアドルチョコレートの話です.キエフで再会した友人たちがお土産に沢山のチョコレートを持ってきてくれました.

f:id:mit0maru:20180926210757j:image

 

エクアドルではカカオも有名な特産品の一つです.こちらのチョコレート,以前,エクアドルに遊びに行った時には無かったと思うので,最近,作られるようになったようです.パッケージには世界のチョコレートコンペでも受賞歴したマークが印字されており,調べたら日本でも手に入るけれども,高級なようです.

試しに一つ食べてみたら,甘すぎず,苦味もなく,さすが受賞作なだけあり,とても美味しかったです.

「たくさんあるけど,ほとんど違う種類なの!ロシアは寒いから,ひと冬かけて食べてね.」ですって.ありがたく少しずついただきます.

Киев 3日目 -夜行列車-

Здравствуйте!

 

10:00ちょっと前にкиевский駅に到着しました.携帯をベッドの隙間に落とし,乗客が降りた後拾ったため,行きはできなかった,人がほとんどいない車内を撮影しました.行きと同様,一番ランクの低いタイプです.次のランクだと,このコンパートメントにドアが付いて,みんなで共有できるコンセントがあるとか.ここでは,コンセントなしです.

f:id:mit0maru:20180925003432j:image

 

窓際にも寝る場所があります.本当は3段ベッドだったのかな...ちょっと最上段に乗るのはあり得ない感じですが.現在,最上段は荷物置きとして使用するみたいですが,万が一落としたことを考えると結構危険なように思います.今回,私は親切なロシア人男性に代わってもらえたので,この窓側の下段で寝ることができました.上段は登るのがかなり大変..みんな,飛び乗っています.

f:id:mit0maru:20180925003505j:image

椅子とテーブルになっている状態では,この窓際の席は好きですが,ベッドになるとあまり落ち着かないです.ちなみに,下段はテーブルをひっくり返して,使用します.

 

モスクワに戻ってきてみたら,すっかり寒くなっていました..今週は最低気温が一桁で,土曜日には0℃になるとか...先週は半袖でも大丈夫と思っていたのに,一気に秋が無くして,冬に向かいそうです.

 

今日はさすがに疲れたので,ゆっくりします.

Киев 2日目 -夕食-

夕食の時間としては少し早めでしたが,ウクライナ料理のレストランに向かいました.

ボルシチ.ボルシチの発祥はロシアではなくウクライナです.乾いた喉にグレープフルーツジュースがちょうどいいです.

f:id:mit0maru:20180925003142j:image

ロシアでもレストランなどでは2回くらいしか食べていないので,味の詳細を比較することは出来ませんが,どちらもビーツがベースの味になっているので,基本的には同じような味です.

 

カツレツ. こちらもウクライナの伝統料理.

f:id:mit0maru:20180925003146j:image

鶏肉のようです.写真に撮り忘れましたが,スイカとほうれん草のサラダも頼んでおり,マッシュポテトは半分くらいでお腹いっぱいになりました.

 

食事をしたのは外のテラス席ですが,屋内はこんな感じ.これも伝統的なのかな. 

f:id:mit0maru:20180925003202j:image

このレストランで友人達とは別れました.次に会えるのはいつになるのだろう...ロシアにしても日本にしても,私たちと彼女達で住んでいる場所の距離はとても遠いのですが,2人とも出会ったときから変わること無く,長い付き合いの大切な友人達の1人なので,また地球上のどこかで必ず会えると思っています.

 

19:00,駅へ向けて出発.夜の駅舎も美しかったです.

f:id:mit0maru:20180925003226j:image

 

駅の中の装飾も華やかです. 電光掲示板で,出発・到着の状況を確認できます.

f:id:mit0maru:20180925003208j:image

 

正面.

f:id:mit0maru:20180925003253j:image

 

20:33,モスクワへ向けて出発します.

f:id:mit0maru:20180925003256j:image

ウクライナではロシア語が通じ,相手のお店の店員やタクシーの運転手もロシア語で話すことに対して嫌悪感を示すことがなかったので,夫が会話してくれて安心しました.(友人達はスペイン語が母国語で,英語,フランス語,ポルトガル語,ドイツ語に堪能です.)

Киев 2日目 -市内観光ツアー2-

ここから,少し離れた,ペチェールスカ大修道院に向かいます.

f:id:mit0maru:20180925002911j:image

 

入口.壁面に宗教画が描かれています.

f:id:mit0maru:20180925002918j:image

 

ウスペンスキー大聖堂.第二次大戦で破壊された後,再建されたとのこと.元々の壁面一部が残っており,近くに実物が展示されていました.

f:id:mit0maru:20180925002950j:image

ここから,この大修道院の裏手にある地下墓地に向かいます.入口でロウソクを購入し,火を灯して,この明かりで奥に進みます.特に女性は頭を覆う布をかぶるため,混んでいるときは髪の毛や衣類を焦がさないよう注意する必要があります.友人は髪が焦げそうになったと言っていました.まるでピラミッドの中のように,細い道が張り巡らされており,所々に自然にミイラ化した僧侶の遺体があります.遺体は衣装を纏っていますが,手の部分は覆われていないので,見えています.

 

ツアーはここで終了でした.ガイドさんは,詳しい方で,友人達も様々な質問を途絶えること無くしていたので,充実したツアーでした.(ちなみに英語ツアーでした.)途中で政治的な話にもなり,ガイドさんが,ウクライナに対してロシアの勢力が非常に強いと言っていたのが,私もロシアに住んでメディアなどでそれを日常感じていたため,印象的でした.また,なぜロシアはウクライナ東部を支配したいのか,について話が及んだり,実はウクライナはかつてはモンゴルからの圧力も受けていたとか,新しい発見につながる内容が多かったりしたため,興味が尽きることはなかったです.

 

この後,ソフィア大聖堂に向かいました.鐘楼.これには登らず,聖堂の中で宗教画などを見ることができます.主に11世紀のものが多く,ツアーの時にガイドさんは,ロシアから伝わったものも多いが,キエフの方がモスクワよりも歴史があると言っていました. 

f:id:mit0maru:20180925003004j:image

Киев 2日目 -市内観光ツアー1-

Здравствуйте!

 

朝になると涼しくはありましたが,雨が止んで晴れていました.よかった.友人達がツアーを申し込んでいたので,それに便乗させてもらいました.現地のガイドさんがついて, 車でポイントを回りました.

ウラジミール聖堂.

f:id:mit0maru:20180925002351j:image

日曜日だからか,中ではミサが行われていました.

 

黄金の門.中にも入れるようですが,ここはこのアングルから見ただけです.

f:id:mit0maru:20180925002613j:image

ガイドさん曰く,この国では,煉瓦・木造が多く,石造はそこまで多くないそうです.この門の壁面に石が埋め込まれているのは意匠的に見せるためだそう.

 

聖ミハイルの鐘楼.

f:id:mit0maru:20180925002634j:image

ウクライナではこのようなスカイブルーの壁面を持つ建物が多く見られ,これは国民が好む伝統色だそうです.国旗自体も青と黄色で,空を意味する青と地上の穀物豊作を意味する黄色とのことです.また,何年かに一度塗り直しが行われているため,きれいな空色を保っているのだとか.

 

鐘楼をくぐると聖堂があります.ここでもミサをやっており,邪魔にならないように少しだけ中を見学するにとどめました.

f:id:mit0maru:20180925002656j:image

 

聖堂の隣の建築.屋根がロシアで見た木造様式のものに似ています.

f:id:mit0maru:20180925002715j:image

 

アンドレイ教会.これは,イタリア人建築家によるもので,そのため彼のデザインにより屋根が金色ではなく緑だそう.

f:id:mit0maru:20180925002750j:image

この向かいに展望の良い公園があり,そこにも行きました.

 

その後,いったんランチ.茄子のグリルとプロフと揚げたポテト(?)のようなもの.これはウクライナ料理ではなく,南の方の地域(トルコ寄り?)の食事のようです.

f:id:mit0maru:20180925002819j:image