Ярославль 2日目 -列車乗り遅れから帰宅まで
駅の窓口で次の列車を確認したところ，やはり，次のモスクワ行きは19:43発らしく（モスクワ到着は23:00頃），それまで電車がない．．．ただ，クレジットカードで購入していたのでその金額は明確にはわかりませんが，たとえ乗り遅れてしまった場合にもいくらかは返金されるようです．
もう一通り観光しまったのですが，駅で待ち続けるのも退屈なので，うろうろしながら30分くらいかけて歩いて市内に戻ることにしました．
途中には子ども達が遊べる野外広場がありました．公園で見るような遊具などもあります．
昨日，バスを降りた場所までやってきました．
その先にある露店の歩行者専用通りを歩き，
ところどころ置物があったり，
クマさんの像があったりしました．ヤロスラブリは旗章にも採用されているようにクマが街の象徴のようです．
そして，また川沿いを散策することにしました．今度はさっきとは違う道を選んでうろうろ．
こんなところもありました．
裏にはハートの鍵の木があります．見る場所が尽きてきて，おそらく一般の観光人は行かないであろうところまで散策しています．
要塞に戻ってきました．
ちょっと早めに17:30ころから夕食をとろうと，今度はこちらのロシア料理の店に入りました．このお店もバスターミナルの近くです．
店内の様子．おしゃれな感じです．
まずはピクルスと前菜の海鮮サラダ．夫はビール，手前の白いのが私が頼んだクワス．白クワスはこのお店の名物らしいです．甘くはなく，さっぱりした口当たり．
ピクルスのこの黄色いの，何だろう，と思ったら味はキュウリでした．普通においしいです．
カツレツ．
シャシリク．
鶏の肉団子のようなもの．
お昼を軽めにしていたので，たくさん食べてお腹いっぱいです．ここでもジャガイモを食べきれず，持ち帰り用に詰めてもらいました．
こういったレストランや博物館などではその内装を見るためにも，意図的にトイレに行くようにしているのですが，こちらのレストランのトイレは面白かったです．写真右が開閉ボタン．閉じていると，まるでエレベーターです．このお店でもトイレを探してしまった．．
ロシアのトイレではたまに見る四角い便器．便座から便器がはみ出ているのがいつも気になるのですが．．．デザイン性はありますが，座り心地は思った通りたいして良くありません．
会計をお願いしたらマトリョーシカに入って出てきました．
だから，お金をマトリョーシカに入れてお店をでました．
こちらのお店も安かったな．．こんなにたくさん食べても2500rubほどでした．
18:50頃には店を出て，今度はちゃんと駅（Главный）まで行くかを確認して乗車．うーん，駅名を言えば良かったのですね．．
列車はこちらです．
19:43ヤロスラブリ発．モスクワでは進行方向一番端に改札があり，その改札側の混雑した車輛だったからか，ほぼ満席でした．改札と離れると空いているように思います．まあ窓口でチケットを取ったので空いている車輛も選べず，仕方なかったのですが．
モスクワについたのは23:00ころでした．そして家には0:00頃到着．
今日も本当に疲れた一日でした．
Ярославль 2日目 -Частный Музей музыка и время
続いて，ガイドブック（地球の歩き方）に紹介されていたこともあり，Частный Музей музыка и время（博物館 音楽と時間）に向かいました．ここは敷地内に他の博物館もいくつかあります．
こちらが音楽と時間の博物館の建物．
音楽と時間博物館（@350rub）では係の人が私たちに専属でついてくれて，解説（ロシア語）をしてくれたりオルゴールや蓄音機を聴かせてくれたりしました．ロシア語の解説は私でも理解できるところがあり，実演しながらだったので楽しめました．
2部屋で構成されていて，所狭しとベルや時計や蓄音機が置いてあります．
受付も館内にあり，お土産が並べられています．右上が創設者ジョンさんの肖像画．ロシア人らしからぬ名前ですが両親がいろいろな国を渡り歩いていたからそう名付けられ，ロシア人だそうです．
その後，ヴォルガ川沿いを散策．
お土産屋さんも所々にあります．
途中立派な教会も．
展望できるところもありました．ここではヴォルガ川とコータラスリ川が合流地点が見えます．
さらに川沿いをぐるりと戻るように歩きます．
運動場もありました．
いったんこちらのカフェに入り，軽食をとります．
あまりお腹がすいていなかったので，夫はアイスを，私は海老サラダを頼みました．
個性的な店内で，写真左側のガラス扉が入り口なのですが，その隣にトイレがあり，手洗いは外になります．トイレに行こうとした時，どこかと探しました
手洗いはこちらにありました．
このカフェ，バス乗り場からは近かったのですが列車の出発時刻が迫ってきたので，慌てて店を出ました．ちょうど乗るはずの番号のバスが来たので，良かったと，バスの中にいた係の女性に［вокзал（駅）］に行くこと確認をして乗車したのですが，その駅がバスの駅ということで係員と私たちとで理解が異なり，鉄道駅とは逆方向に行ってしまいます．結局，乗車予定の13:55には間に合わず．．．
次の列車は19時過ぎで，モスクワに到着するのは深夜になってしまいます．それを避けるために1泊2日で来たのですが．．．そうは言っても，仕方がありません．駅のチケット売場はいつも混んでいるので，今のうちに次の列車のチケットを買わなければなりません．一度，鉄道駅（Главный вокзал）まで戻ることにしました．
Ярославль 2日目 -市場，午前中の散策
Здравствуйте!
昨晩部屋が寒くてエアコンの暖房をつけていたのですが，寝る前に消そうと思ってそのまま忘れて寝てしまい，少し喉がおかしいです．
8:45ホテルの朝食．ロシアでホテルの朝食を食べるのは初めてです．結婚式場のような大広間でバイキング形式なのは，日本のホテルでよく見るようなホテル朝食と変わりありません．
私はこちらを取ってきて食べました．以前ソバのカーシャを食べたら美味しかったので今日もソバを取りました．（大きいお皿の右上の粒状のもの）．
会場はこんな感じで結構広いです．
ついでに，会場を抜けるとホテルのエントランスと受付カウンター，突き当たりは結婚式を意識してか，美容室があります．
10時過ぎにチェクアウトをしてホテルをでました．
今日は良い天気でそこまで寒くなく過ごしやすいです．今日は13:55に電車に乗って帰らなければならないのであまり時間もないうえ，昨日一通り見学しておいたため，ゆったり街を観光することにしました．
予言者イリヤー教会の方を目指して進みます．外からだけれど市庁舎を今一度見学．
市庁舎を望む広場にはこんな建物がありました．
さらにその広場の向かいには市場があります．
入ってみるとこんな感じ．ちょっと賑わいに欠けるようですが，月曜の午前中だからかな．
野菜売場．
お肉売場．肉は生で台の上に置かれています．私の家の近くにある市場でもそのまま置かれています．（というか，斧のようなもので捌かれて置かれている．．）
市庁舎正面から．
この後，川沿いを散策します．こちらはヴォルガ川です．
Ярославль 1日目 -спасо-преображенский монастырь
まずホテルの窓からも見えた，Церковь Богоявления（バガヤヴェリーニャ教会）へ向かいます．
中はひっそりとしていて観光客もさほど多くなく，落ち着きます．
教会の中に鉄の突起のようなものがあり，何であるか受付のおばさんに質問してみたのだけれど，回答（のロシア語）に聞いたことある単語さえ出てこず，まったくわからなかったです．．．
教会が面している広場にはヤロスラブ賢公像がありました．
次にспасо-преображенский монастырь（スパソ・ブレオブラジェンスキー修道院）へ向かいます．それぞれの展示一つずつの入場券と全部セットの入場券がありましたが，何がどの展示だかよくわからないので全部のセット券（700руб）を購入しました．
要塞型ということで敷地はこのような塀に囲まれており，門をくぐるといくつか建物があり，教会や，各々の建物の中に展示がありました．
展示はロシア正教のイコンや宗教関連のものが多く，その他は戦争の鎧などが飾られていました．見どころの一つの熊のマーシャもいましたが，残念ながらお昼寝中でした．
鐘楼に登ると街が一望できます．もう夕方ですが，この頃から晴れてきました．
その後歩いてЦерковь Ильи Пророка（預言者イリヤー教会）へ向かいます．街がコンパクトで，交通機関に頼らずにも歩いてまわれるのは良いなぁと思います．
特に観光客は入っている様子はありませんでしたが，途中にはこんな教会もありました．
広い歩道にはこんなオブジェも．
預言者イリヤー教会．
内部には屋根付き回廊があり，そこにはこのようなタイルもありました．色彩が綺麗な状態で残っているように思いました．
教会の隣には地図が．
18:30頃，ちょっと早めに，夕飯は公園の中のグルジア料理レストランへ行きました．
早めに行ったつもりが結構混んでいて，入店した時は1時間だけと言われて席に案内されました．（実際にはお店を出たのは19:45ころで何も言われませんでしたが．．）
店内．
中はチーズポテトのコロッケのような食事．大きさも小さめで，おつまみにはもってこいです．
そばの実のかかったサラダ．食べた感じですが，お醤油系＋マヨネーズ？の味付けでした．奥にはほうれん草のハチャプリ．中にはチーズがたっぷりです．
グリル海鮮．海老，ムール貝，ホタテなどが入っていて，クリーム（チーズ？マヨネーズ？）が乗っています．このクリームも美味しいです．
ヒンカリ．中はチーズ．
どれも美味しかったけれど，チーズのものを頼みすぎて最後は食べきれず，ハチャプリ一部とヒンカリ1つをお持ち帰りしました．日本では基本的に出来ない，食べ残ったら持ち帰る事ができるのがありがたいです．
ホテルに到着すると20時を過ぎていましたが，まだ少し明るかったです．
たくさん歩いて疲れました．
Ярославль 1日目 -往路，ウズベキスタン料理
Здравствуйте!
夫の会社が3連休なので，どこかへ行こうと計画していました．ただ，候補地にあげていたところはどこも天気があまり良くなく，寒そうです．そんな中で，2日だったら雨が降らずに楽しめそうな場所である，黄金の環のヤロスラブリに行くことにしました．
朝6:00に起きて，自宅最寄りから地下鉄でКомсомольская駅（地下鉄駅）（Ярославль駅（鉄道駅））に向かいました．明け方4時頃まで準備などしていたため，危うく寝過ごしそうになります．
モスクワからЯрославльへは，列車の本数が頻繁にあるわけでもなく，7:35発の電車に乗る予定でいたので，家は6:30には出なければなりません．鉄道に乗る場合，駅では荷物検査が厳しく，さらに中長距離列車の場合，乗車の際にパスポートと乗車券を一人一人見せるので時間がかかるため，駅にはかなり余裕を持って到着していないと乗り遅れる可能性が高いです．
前回Комсомольская駅から出かけた時，シャウルマを買って食べたいなぁと思っていたのですが，今日も全くそんな余裕なかったです．最寄駅から乗車した地下鉄が1本遅かったら，乗り遅れていたと思います．
空いている車輛の座席を予約していたことはありますが，今日も行きは空いています．
8:35 сергиев пассадо 通過．先日行ったところが車窓から見えました．今日の目的地を考えるとだいぶ近いです．
11:00 Ярославль Главный駅に到着．外は相変わらず寒いのですが，天気が良いのはまだ救いです．
今日乗った車輛です．
駅前のターミナルからは1番バス（@23руб）で市内へ向かいました．バスの券は，バスの中に係の女性がおり，その人から購入します．携帯の地図を見て，中心部の広場らしきところで下車しました．
ホテルの方へ向かって少し歩き，こちらのウズベキスタン料理屋でお昼ご飯を食べることにしました．
入り口は通りより数段下がったところにあります．結構こういった，路面より数段下がったお店はよく見ます．
店内はこんな感じ．観光客相手というより地元の人を対象にした大衆食堂のような感じです．
頼もうとしたシャシリクやプロフが無くて残念だったけれど，こんなにたくさん頼んで650rub．安すぎる．．．
その後ホテルへ向かいます．途中，こんな道を通りました．モスクワでもよく見る光景なのですが，路面がガタガタなので，雨が降った後は水たまり（結構深い）になります．
今回はコータラスリ川沿いのЮбилейнаяホテルにしました．後で見てみたら「地球の歩き方」にも掲載されていました．12:50位でチェックイン時間より若干早かったものの部屋に通してくれました． 
部屋は6階で，窓からは目の前にЦерков Богоявления（バガヤヴェリーニャ教会）が見えました．
ラグマン
Здравствуйте!
以前レストランで食べたラグマンが美味しかったことと，ラグマンの素が売られていたので購入したこととで，このラグマンの素を試してみることにしました．
麺は，開封後の写真になりますがこちら．我が家の周辺のスーパーではだいたいどこでも取り扱いがあります．こしがあってモチモチしていて美味しいので，いつもは，麺つゆを使って，うどんとして食べています．ゆで時間が7〜10分とちょっと長めなのが玉に瑕です．
なんとなく具は素のパッケージ写真を参考に．ただ，お肉はラム肉が家になかったので，たまたまあった豚肉で代用しています．ちなみにお肉については，春に日本からの友人とラグマンを食べに行った時に，宗教上豚ではなくラムではないか，という話題になりました．（ウズベキスタンはイスラム教徒が多く，宗教上豚肉は食しない）．
味は．．．辛かった．．．美味しいのですが，それを上回って辛いという印象が残りました．クセのあるとても辛いカレーのような．．作り方間違えたのでしょうか．
イタリア料理
Здравствуйте!
ずっと気になっていたイタリア料理屋に食事に行ってみました．気になったあまり，散歩をしていた時に外に張ってあったメニュー表で値段を確認済みでそこまで高くないこともわかっていたので，気軽に．
内装はこんな感じで，ちょっとレトロで，外が明るかったこともあって薄暗いのですが，綺麗に整えられています．
別の方向．お昼過ぎの微妙な時間だったため，お客さんは私たち以外には1組のみ，地元の人らしき親子がいました．
飲み物はレモネードとカフェラッテ（ロシアではホットのカフェラッテにはストローがついてくる）を注文．
そしてピッツァ．
カルボナーラが食べたかったので，注文しました．日本で私が大好きな，イタリア仕込みのシェフが作るカルボナーラには半熟卵が入っているのですが，こちらには入っていなかったです．それでもこのカルボナーラも美味しかったです．
どれも期待通りの美味しさでした．チップを少々支払って2人で1400rub．これならまた来たいです．
